小動物が何か呟いています。
戦闘シーン描写の練習。
某アニメの戦闘シーンをちょこっと。
正確に切り取ってはないけど。
こんな感じだろうか。
某アニメの戦闘シーンをちょこっと。
正確に切り取ってはないけど。
こんな感じだろうか。
繰り出された鋼鉄の腕を男は鞘から半ば抜いた剣の刃で防ぐ。
力は均衡。
左腕と刃が男の眼前でぎりぎりと押し合っている。
「貴方……!」
背後から女の悲鳴が飛ぶ。
「下がってなさい」
顔に届きそうな鋭くとがった爪を見ながら、押し殺した声で男は言う。
爪は男の顔面を引っかきそうでわずかに届かない。
「くそがぁっ!」
腕の主は言いざまに更に力を込めて腕を押してくる。
声に怯えたのか、勢いに呑まれたのか、後退った女の身体が棚にぶつかる。拍子に棚上に置いてあった陶器が落下。
物の割れる音に腕の意識が一瞬だけ逸れる。
それを男は見逃さない。
好機とばかりに半身を引いて剣を鞘から引き抜き、返す刃で腕の主へと切りかかる。
均衡を崩された腕は軽くたたらを踏んだものの、即座に剣を避けるために上に跳ね上がり、男を飛び越す。
男は振り返りながら剣を薙ぐも、腕はさらに空中で姿勢を変え、壁面の暖炉の上へと着地する。
男はそれを追い、腕の主が身体を立て直す前に剣を突き出す。
が、腕は間一髪で避ける。
間を置かずに突きを繰り返せど、腕はぎりぎりの所で避け続ける。しかし素早い攻撃に限界がきたのか、刃で切れぬ鋼鉄の腕で刃を受け止め始めた。
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