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小動物が何か呟いています。
今日は早めにー。
しかし、あまりというかまったく戦闘していない……。







そしてスカートをひるがえすように振り返り、再び両腕を広げる。今度は身体の前に銃が現れる。数もわずか片手の指で数えられるほど。先程と同じく彼女が手を触れることなく撃鉄が降ろされ、弾が発射される。
光の軌道は扉の前を固めていた使い魔たちへと一直線に伸びていく。
障害物を全て消し去って、彼女は優雅に扉を潜った。
扉の先の部屋はドームのような円状の広い部屋。その真ん中辺りに奇妙な物がいる。
ナメクジのようなぬるりとした身体に蝶の翅が生え、頭と思しき部分には黴色の何かでろりとした物体が乗っている。目に当たるであろう部分には真紅の薔薇。そのグロテスクな生き物が黒い脚の真っ赤なソファに座っている。
それこそが使い魔たちの主――魔女だった。
少女はグロテスクな主を見据えながら部屋の中へと足を踏み入れた。
足元に扉の前を守っていた使い魔たちよりも小さな生き物が寄ってくる。
彼女はそれらを気に留めることなく無造作に踏み潰しながら進む。
どこを見ているのか分からない魔女の薔薇の瞳が少女へと向けられる。
魔女の目の前で、彼女はお辞儀をするように軽くスカートの裾を持ち上げた。けれどそれは会釈ではなく、持ち上げた裾からは三度銃が現れる。


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本が大好きな腐った小動物。
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